
光を、人間の目の感度を介さない純粋な「物理的なエネルギー量」として捉えた場合の、さまざまな測定量(放射束、放射輝度、放射照度など)の総称のこと。
マシンビジョンにおいては、人間の目に見える光のみを対象とした「測光量(光束、照度、輝度など)」と明確に区別するために用いられます。カメラのイメージセンサーは、人間とは異なる波長感度(分光感度特性)を持っており、可視光だけでなく紫外線や赤外線も電気信号に変換できます。
そのため、マシンビジョンシステムにおける光学設計や照明選定では、人間の目の主観に左右される測光量ではなく、光の持つ絶対的なエネルギーの強さを示す「放射量」をベースに、カメラの受光量や最適なコントラストを論理的に計算・評価する必要があります。