
ワーク(対象物)のある一点から見て、照明(光源)がどれだけの「角度的な広がり(立体角)」を持って光を照射しているかを表す指標のこと。
マシンビジョンにおけるライティング選定において、この照射立体角の大きさはワークの表面状態(光沢や凹凸)をどのように捉えるかを左右します。照射立体角が大きい照明(ドーム照明など)は、ワークに対してあらゆる方向から均一に光を当てるため、表面のギラつきや影を抑えた撮像(明視野)が可能になります。一方で、照射立体角が小さい照明(同軸落射照明やスポット照明など)は、一方向からのみ強い光を当てるため、直進性が高く、わずかな傾きや凹凸を強調する撮像に向いています。
主な用途
・金属、ガラス、フィルムなどの光沢ワークに対するハレーション(白飛び)対策や、影のコントロール
代表的な照明の種類
・ドーム照明(照射立体角が非常に大きい照明)
・同軸照明、スポット照明(照射立体角が極めて小さい照明)